スナップ撮影用にと買ったこのオールドレンズ、風景を撮ると周辺が流れるのでどうにかならないかとトライしました。
安いから手放すとか防湿庫の留守番役にはしたくないので、できるだけ使ったほうがいいという気持ちもあります。
入手やこれまでの経緯は以下の過去の記事です。


結論として、絞ればある程度は改善するという結果になりました。
カメラはX-T4です。
検証
検証といっても単に比較するだけです。場所は能美市にある能美古墳群の一つ、秋常山古墳で撮りました。そこから小松市方向に向かって前方後円墳があり、そこから撮っています。

この中央部と右周辺、等倍表示をキャプチャしたものを並べてみました。大きさがばらばらですがご了承ください。
まずは中央部です。右からF2.8,F5.6,F11です。開放はともかくとして、他は普通です。歩いている人が写っています。どちらもはっきりしています。



次は右周辺です。F5.6と較べてF11ではより流れが減っているのが分かります。



F5.6でもこれだけ流れると全体をパソコンでみていても何だかボヤっとしているんだなとわかります。しかしF11では感じません。
大きなモニターで見たり、大きく伸ばして飾るといったことをしなければF11まで絞ると満足できる結果となります。もっと鮮明に記録したいときは他のレンズにすることになります。しかしそうでないスナップ撮影や中央部に主題があるような場合は問題なく使えます。
別の記事にも書きましたが、案外最近のレンズでも周辺が流れる、もしくはそう見えるような製品は存在します。フルサイズとAPS-Cのカメラを使って10本くらいのレンズを試してきました。その中にも程度の差こそあれ存在するということは、割合から想像すると世の中にはもっとあるはずだと思います。レンズからの光がイメージセンサへ斜めに入光するというのはどうしても流れるということを発生させてしまうような気がします。これは私の勘違いなのでしょうか。
この流れるという現象、私が気にしすぎなのかもしれません。しかし同じことを感じている人もゼロではないはずです。振り返ると、望遠より広角系で出やすいようにも思えます。
実際、F5.6からF11まで絞ると2段シャッタースピードは遅くなります。1/250で切れたものが1/60となるので手振れに注意する必要があります。ISO感度が2段上がる(例えば600-800程度)とすれば難なく使えそうです。暗くなって使うときは注意ですが、そういう状況でこのレンズを使い、周辺までバッチリ撮りたいということがあるか、考えるとそれはないかなと。
カメラとは関係ありませんが、DIYではいろんな道具を使います。どんな良い道具でも全ての場面で使えるわけではありません。そういう意味ではこのレンズを使いこなすというのも面白い経験だなと感じます。使ってなんぼ、見てなんぼ、です。

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