VOXYのリアドラムブレーキを点検清掃してみた話

車のブレーキは僅かの擦れがあるものです。しかしタイヤ交換時に浮かせたタイヤを手で回転させたとき、回り始めたけど1回転もしないうちにサッと止まるのはどこかに抵抗があるためです。こんな場合、原因はいくつかありますが、その一つにブレーキパッドまたはブレーキシューとの干渉がある場合があります。

今回VOXYがそんな様子だったので確認してみることにしました。ブレーキ自体の分解整備は知識がないのでできませんが、清掃とどんな状態なのかぐらいは確認できそうです。年式は70系の13年経過した車です。

まずはジャッキアップした後、ウマ(リジットラック)で支えます。タイヤ交換程度の短時間ならジャッキで済ましますが、こんな整備では時間がかかるし、力もかけるので安全上ウマは必須です。

さてこのドラムカバーを外す方法ですが、最近整備したなら手前に引くと外れるのですが、そうでなかったら2カ所のねじ穴にM8ボルトを両方入れてゆっくり交互に締めていきます。そうすると徐々に手前に動くのが分かるはずです。頃合いを見て外します。そうして外れたのが次の写真です。

ここまで来て気付いたのが下の最初の写真。右のシューの上端が5ミリほど欠けているということ。もう10万キロは超えているのでどこかでそうなったのでしょうが、この件は気にしないことにします。

結果、どこが擦れていたかですが、画像にありませんが、右シュー下側の内側がその場所でした。この機構、両シューの下側を支点にして上がクワガタの顎のように開いてドラムカバー内側に押し付けられるようです。ということはもし調整で行おうとしたら上側が開き過ぎる可能性があるので今回、調整はしません。

シュー全体をサンドペーパーで平にし、角も同様です。最後はエアーにてブレーキダストを吹き飛ばしたのですが、結構溜まっていました。構造上逃げようがないですね。

なお、ドラムカバーを取り付けるときはハブの半円部の切り欠きとドラムカバーのゴムキャップ位置が合うようにします。以下の写真で言うと、黄色い矢印です。

ついでながら、調整はドラムカバー後の写真の左にあるローレット状ダイアルをゴムキャップの穴からマイナスドライバーで動かすと可能です。


整備終了後、ドラムカバーを戻してタイヤも取り付け、回転させてみると擦れはありませんでした。

組んでいる最中に感じたことですが、ドラムカバー自体はハブに対して極僅かですが位置の自由度、言い換えればズレる可能性があります。この固定時にほんの0.1ミリずれても擦れる可能性があるのかと。

ついでに反対側も外して清掃して完了です。


今回使用したウマは以下の製品です。同時に購入したクッションゴムも使いましたが、車体側の破損防止に役立ちました。あてる場所にもよるかもしれませんが、私はドア下のくびれ印があるポイントにあてたので必要でした。それ以外の平らなポイントであれば不要かもしれません。

これは2トン用ですが、本当は3トンにしようかと考えていました。そのほうが高さが稼げるからです。その分価格も上がりますが、もしそうなったら下に広い丈夫な木材でも敷こうと思い2トンにしました。実際に使ってみてですが、フロアジャッキが3トンで結構上がりますが、この上限近くでもウマの最下位です。あてる場所や使い方にもよるけど2トンで足りました。

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この記事を書いた人

カメラと写真、旅や車のドライブ、日々の工夫を発信します。北陸は石川県在住。気持ちは高校生で実態は軟弱なおじさん。

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