観音下町の石切り場 石川県小松市

観音下町と書いて何と読むのか。石川県の難解地名クイズにも出てくる名前です。答えは「かながそ」です。わかった方は相当な物知りか既に知っていた方でしょう。

小松市の山側の広い範囲にかけて面白い石が採掘できたようで、自分も何度か出かけたことがあります。見ていて綺麗な石はもう地表では見つけにくいかもしれません。

構造物や門の石材として、滝ヶ原町やここ観音下町がその名産地です。国会議事堂、東京銀座の松坂屋デパートなどで使われたそうです。軽くてカビびくく、耐火性もあるようです。

石切り場の麓から眺めることもできますが、階段を上ると更に近くで見ることもできます。数年前に来た時は自由に登れたはずですが、今回行ってみると登り口に「許可なく入るな」みたいな立て札があったので、これは入れないかなと戸惑いました。

辺りを眺めるとたまたま地元の男性がいて、聴くと「そこの家や」ということです。登り口からやや下った突き当りの家の玄関から入ってもいいかと言うと中から年配の女性の声で「どうぞ」と顔も見えないまま許可を貰いました。

立派な扉もあった

階段を暫く登ると扉がありました。以前はなかったのです。鍵はかかってなく、そのまま入りました。

石切り場の下には階段があり、ちょっと7月の新聞に英国人アーティストが置いたものがありました。

Kodachrome64

下の道路からせいぜいが20mくらいの標高差ですが、眺めがいい。風も吹いて心地よかったです。

石材を下に降ろす機械の跡かな
眼下には観音下町の民家が広がる

こういう場所を訪れる目的は三つあり、ドライブを楽しむこと、名所旧跡を訪れること、そして撮ることです。

更に撮るという中には作品を残すまたはメモするのと、屋外実験という意味があります。ということで飽きずにフィルムシミュレーション(笑)

ACROSカスタム
Kodachrome64

空とアンバー色の石壁がかなり印象が変わってきます。カメラのEVFで見ていても変化がわかります。

これまでFUJIでない他社のカメラを使っていた際、イメージ通りに仕上げるにはRAWをあれこれ操作していました。しかしFUJIになってからはRAWを触るにしてもせいぜいが明るさとホワイトバランス、傾きくらいで、根本的に撮った時の色調はそのままです。フィルムシミュレーションが効いているのもありますが、色がイメージ通りに記録されるのが凄いと思います。

この辺りは大倉岳高原スキー場へ繋がる国道ということもあり、ドライブ、サイクリングにいいところです。

後記:2025年の大雨の時、愛知県から来ていた石愛好家が土砂崩れにより亡くなりました。私有地で何かの鉱物を探していて被害に逢いました。金平町の山奥、五国寺に抜ける林道脇かと勝手に想像しますが、この辺りはそういう場所が点在しているようです。そういう私も過去にそこを通った際に何かないかなと見渡したことがあります。くれぐれも私有地には立ち入らないよう、そして危ないことはやめましょう。

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この記事を書いた人

カメラと写真、旅や車のドライブ、日々の工夫を発信します。北陸は石川県在住。気持ちは高校生で実態は軟弱なおじさん。

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