早いもので、このカメラを使い始めてから半年以上経過しました。初めてのAPS-Cカメラでしたが、結果として買ってよかったと思っています。
2025年現在、最新はX-T5ですが、ひとつ前の機種でもあるX-T4。まだまだ活躍している機種でもあります。以下、いくつか感じたことをメモっていきます。

設定項目の確認が容易
撮るという作業にはいくつかの操作が必要です。カメラ側だけ考えるとしてもフルオートは別として以下のようなことがあります。
- シャッタースピード
- 絞り
- ISO感度
- ピント MFなら手動 AFならカメラ側
- 露出補正
これらの設定について、このカメラは全て独立したダイアルがあります。前後にあるダイアルに割り当てるという方法もありますが、オート(A)でない限り設定は必要です。それが電源OFFでも確認できるというのはいいと感じます。
他社のあるカメラでは、上のリスト項目は電源が入ってないと確認できません。それも背面液晶かファインダーを見ないとです。
これは私の使い方のせいかもしれませんが、基本、撮るときはファインダーを覗きます。背面表示だとピントが合っているかわかりにくいし、明るいところでは見にくいのです。撮るときに真剣に覗いているので、それだけでやや疲れますが、設定までファインダー確認するのは余計疲れます。
大きさと持った感じ
体力、体格にも関係すると思いますが、この大きさは撮影時の取り回しが楽です。極端な例ですが、フィルムカメラの例でいうと中判のPentax 6×7。あれを以前使っていましたが、手持ちで風景を撮っていると数十分もすれば腕が凝ってきます。また、フルサイズのカメラに標準ズームでも重さが1kgを楽に超え、屋外で長時間撮っているとやはり疲れます。
風景やスナップでの階段の昇り降り、史跡での撮影、里山や原っぱでの撮影には身軽に移動できるこの大きさが役立っています。
この夏にレンズを単焦点のコンパクトなものに替えて考えたのがウエストポーチに入らないかということです。もちろんカメラが入るようなずんぐりした形状で、ズボンベルトに通せるようなものです。X-T4とレンズで1kg近くになるので、コンデジみたいな訳にはいきませんが、何とか実現できました。フルサイズ機ではまずできないことです。
私の手は普通の大きさであり、やや大きいかなというところですが、ホールド感に違和感はありません。右側グリップ、シャッターボタンがあるほうです。このグリップが小さいとの評判も聴きますが、不自由は感じません。強いて言えば大きくてもいいかなという感じです。もしこの部分が大きくなったら全体のバランス、デザインが落ちる感じがします。後付けのグリップを付加するというのがベストです。
操作感
シャッターボタンは昔ながらの形で、ガードがあり、中央部にレリーズが取り付けられる形状です。押した感じも好感が持てます。見た目重視なのか、よくここに画鋲みたいな押しやすくするためのねじ込みボタンをつけるのを散見します。私は何も無いほうがいいのですが、X-T4のシャッターボタンは故障が出やすいという評判を見たことがあります。ねじ込みボタンをつけると、下以外への余計な力がかかってよくないかなと心配しますが、杞憂でしょうか。
露出補正ダイアルは固いという評判ですが、おそらく操作方法によると思われます。私は摘まんで回すのですが、カメラを構えたまま指一本でやろうとすると確かに固いです。逆に固くないと容易に回ってよくないと思います。そんな使い方であれば前後のダイアルに割り当てるのがいいのでしょう。
前面右、右手で握った指先あたりにボタンが一つあります。操作とは相反することですが、操作しやすいけれどカメラを持ったときにこのボタンに触れることがあります。となるとさっき言ったブリップが小さいということなのかもしれません。
どのカメラも同じなのかもしれませんが、右のストラップ、シャッターボタン側です。これがちょうど指の間にきて邪魔なことがあります。ストラップ無しだとすると、左側か底面の三脚穴、若しくは後付けカバーということになります。悩むところですが皆さんどうしているのでしょうか。
背面液晶
バリアングルモニターですが、あまり使っていません。老眼気味ということもありますが、撮るときはファインダーを使うし、設定も同じです。動画ではたまに使うことはありますが、動画自体もあまり撮りません。
静止画用とすればチルト式のほうが使いやすいと感じます。バリアングルは一度引っ張り開けてから調整するので面倒です。
しかし大きな利点が一つあります。それは表示面をカメラ側にしておけるということ。普段モニターを使わない私としては傷防止の意味でこれは嬉しいことです。首からぶらさげたまま裏面が体にあたっても気を使うことなく歩いたりできます。

動かない角度まで回そうとして壊しかけたこともあります。ウーン
シャッター音など
シャッター音、最初は小さいなと感じました。しかしさり気ない音質と大きさで、静かな場所でも気兼ねなく撮れます。それに動作時のショックもほぼなく、それによるカメラブレもありません。この前、三脚に設置せず、ベンチに置いたまま星景を撮りました。数秒のシャッター速度でしたが、ほぼシャッター振動がないのでブレなく撮れます。
難点は誰かを撮っているとき、撮られている側ですが、シャッターがいつ切られたかがわからないと言うことです。こんな場合は私が声で言います。「はい」などと。
このカメラのシャッター音は好みです。あまりその音の大小にはこだわりませんが、感じが良ければいいと思います。昔使っていたCanon F-1 ですが、割と大きな音で、「パシャーン」といった金属的な音でしたが、如何にも撮っていますというのが好みでした。カメラの個性というか、そういう機械が発する音も使う醍醐味の一つです。
ここ十年以内のカメラはどれも性能がいいと感じます。どんぐりの背比べというか、細かな好みは出てきますが、どれを選んでもいいと感じます。
このカメラ、たまにジッと見ると、なかなかカッコいいです。ダイアルがたくさんあったり、形がフィルムカメラ風ということもありますが、久しぶりに愛着が湧く相棒です。









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