刀利と書いて「とうり」と呼びます。観光地ではありませんが、林道を好まれる方には面白い場所なので紹介します。
場所は富山県南砺市。石川県との県境付近にあり、ここから右上の道を進むと南砺市中心部へ、左上へ行くと石川県金沢市に行きます。湯涌温泉です。
次の写真はダムの上から撮ったものです。向こうが南砺市、手前が金沢市方向です。


どこのダムにもあるような話ですが、ここも昔、落武者から始まり、村の立ち退きという物語があるようです。
なお右方向へは五箇山への道はあるのですが、途中で通行止めとなり、かなり前から通り抜けることはできません。今回行ったときはここのトンネルから通行止めになっていました。この先はブナオ峠といいます。
ウン十年前、一度だけここから五箇山に通り抜けたことがあります。かなり狭いトンネルをいくつか抜け、キャンプ場や小高い山々に囲まれた割ときれいなコンクリート道路、爽やかな木立の間を通った記憶があります。
なお何年か前のことですが、五箇山方向からは大門山、赤摩木古山(あかまっこやま、と呼ぶ)登山の場所まで行くことは可能なはずです。その先は通行止めになっていました。
もしこの道路を整備すれば隠れた穴場的な林道になることでしょう。残念です。

さて、楽しいという道はここから金沢市側です。舗装はされているものの、林野、山野といった趣であり、かなり野性味溢れる林道です。ここは15年ぶりに通りましたが、やや荒れ気味となっていて、このまま進むとそのうち廃道化するのではと考えます。あと10年20年経った時どうなっているかです。

ここはおそらく12月に入ると冬季通行止めになります。この日は暖かい日で気持ちよく走ることができました。また、車両、人含めて誰一人として会いませんでした。それほど見捨てられた、マニアには嬉しい?林道です。もし通るときは落石や倒木、枝に気を付けてください。
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