現在はハピライン福井線となっている、元々は北陸本線だった南今庄駅と敦賀駅間。この間には長さ13kmを超える北陸トンネルが通っています。下の地図で言うと直線部分ですね。
1962年に開通したとありますから、もう63年前となります。この路線はその前からあるのでそれまではどこを通っていたのかというとやはりトンネルです。それが旧北陸トンネル群と呼ばれるものです。それがどこにあるのかは大雑把に言うと、北陸自動車道と並行するような経路です。
南今庄駅から辿ると、そこから西へ向かい、北陸自動車道付近を通り、現在の北陸トンネルの敦賀側出口あたりで合流します。現在のトンネルより勾配がきついのでスイッチバックもあったりしました。
今回は南側の敦賀から車で通ってみました。車で通れるほどいい道です。もちろん自転車、二輪車、徒歩でも可能です。
この記事は2025年7月に行った時の様子を11月に加筆しています。
注意したいこと
元々単線だったトンネルですが、ここを通るとき気を付けたいことがいくつかありますのでメモします。
信号機に従う
何ケ所かのトンネルの各端に信号機があります。もし無視して対向車があると想像できるように大変面倒なことになります。基本、照明がありませんし、狭いです。交通切符は切られないけど信号は守りましょう。
路面と側面
凸凹があり、段差もあります。側面は均一でなく、所々レンガが落ちたり出っ張ったりしています。また、道の脇には砂や石があります。水たまりもあるし、場所によっては広い範囲で広がっています。珍しいトンネルを眺めながら注意は半分通る先にも向けてください。中央をゆっくり進んでください。
歩行者や自転車や動物
約20kmあるこの区間にはウオーキング、サイクリングされる方もおられます。ハンディライトは持っていると思われますが、向きによっては暗くて発見が遅れるかもしれません。
こういう山中なので動物がいてもおかしくありません。いないだろうでなく、いるかも、という気持ちで。
水と温度と湿気
先に路面の水に注意と書きましたが、それ以外に上から滴り落ちる水にも注意です。ポタポタというレベルでなく、本当に小便小僧状態のような場所がありました。行ったのが梅雨明け前後だったせいもあるかもしれませんがびっくりしないように。
トンネル内は夏でもかなり気温が低いです。外気温が35度でも中は20度くらいでした。逆に冬は暖かいですが、冬は雪で通れないのではと思います。それと湿気、車で通過すると湿気でフロントガラスが曇ります。ワイパーゴムが通過してもすぐに曇るレベルです。ヘッドライトのせいもあり前方確認が困難になりますので注意。
トンネル内のカーブ
長めの長さで途中、カーブしている箇所があります。もし何か障害物があると発見が遅れますので先が見通せない場合は慎重に進んでください。
敦賀側の入り口
どこからアクセスするかを以下に示します。敦賀市内から国道476号線を山側へ進みます。
すると最初の写真の場所に来ると看板があるのでわかるはずです。しかし見落とす可能性があるので右カーブになった時、その手前外側に赤い鳥居があるのでそれが目印です。(三枚目の写真)あとは道なりに進みます。



トンネル群
割と牧歌的な草が茂る道を5kmほど進むとまずこのトンネルに辿り着きます。長さは979mです。信号があり、待ち時間は最大5分とあります。

前後しますがいくつか写真を。
北陸自動車道脇のフェンスを挟んだ道を通ります。いつも関西方面へ行くときここを通っているんだなと感慨深いものがあります。高速走行中はまさかこんな道が脇にあるなんて想像しませんでした。





杉津付近
杉津と書いて「すいづ」と読みます。北陸自動車道の杉津パーキング裏にひょっこり出ます。車も駐車でき、トイレ休憩や売店も利用可能です。この前後は敦賀湾の風景が山と木の間から何か所か遠望できるポイントがあります。



山中スイッチバック
いちばん北側、南今庄駅側のトンネルです。ここから南今庄駅側はかなりの勾配があります。ここにスイッチバックがありました。最初の写真、トンネルが本線ですが、通行止めの看板がある左側がスイッチバックの跡です。ちょうどこの背後にもそういう場所があります。




ここから7kmほど下っていくと民家も見え、南今庄駅に到着します。車で下る最中、かなりの勾配なのでSLの頃はさぞかし大変な難所だったんだなと実感できます。
通った感想など
何故こんな場所を見つけたのかです。いくつかのキーワードでドライブ先を検索していて、チラチラと目にはしていたのすが、今庄駅へ行ったとき日本遺産登録されているということから見つけて行きました。
おすすめはもちろんトンネル全部、山中スイッチバック、風景では敦賀側の入り口から杉津付近、それと山中スイッチバックからの今庄側です。とは言え、途中の敦賀湾の風景もいいものです。
因みにあまりに良かったので今度は反対の今庄側からも行っています。それも翌週に。懲りない自分です。

また行きたいなぁ
新緑の時期から秋までいつ行ってもいいところだと感じます。










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