インプレッサ WRX STI A-Line のデフオイル交換をした

エンジンオイルと比べ、デフオイルは頻繁に交換するものではありませんが、今回自分でやってみたので、その時の様子やポイントなどを備忘録としてまとめてみました。

スバルA-LineというとAT車です。この車、もっと詳細に言うとGVFです。一般的にGR/GVという仲間の一つです。最初のGはスバルでのインプレッサを表し、次のRはハッチバック、Vはセダンです。最後のFはAT車、BはMT車です。ということでセダンのAT車ということです。

以下の作業内容、部品の型番は自分が使ったものを書いてあります。スバル車は同じ車種でも年式が違うとアッシー番号が変わって部品が変更になっている可能性があるので、事前によく調べてから発注、作業することをおすすめします。実際に今回もパッキンが違っていて慌てましたので。

目次

使ったデフオイル

ファミリーカーであれば規格にあった普通のオイルを選ぶのですが、一応高負荷をかける場面もあるのでそれなりの性能をもったオイルを考えました。前後で使う量は2.2リットルであり、2年に一回程度の交換なので20リットルペール缶は多すぎ、4リットル缶かそれ以下の製品を考えました。で候補は以下。通販サイトの例です。

メーカー指定は75W-90 GL-5です。80W-90でもそれ以外でも使っているユーザーもいらっしゃるようですが、普通に乗るので?指定規格で選びました。

20リットル缶であればENEOSとかコスパのいいのがありましたが、多すぎるのでボツです。Gulfは鉱物油、TAKUMIは化学合成油ですが、どちらでもいいと考えました。作業で4リットル缶が扱いやすそうだったのとLSD対応ということで後のにしました。計算では1.6リットル残ることになりますが、蓋をして暑くないところで保管すれば2年後でも使えます。

リア編

お決まりというか手順ですが、まずはフィラーボルトから外します。もしドレンボルトを外してオイルが抜けてもフィラーボルトが外れなかったら自走できないことになるのでフィラーボルトからです。共にトルクスT55を使います。いじり防止タイプという中心に穴の開いたものもありますが、そうでないものを購入しています。どちらでも行けると思います。

最初の写真はフィラーボルトだけを外したところで、次はドレンボルトも外したものです。オイルが垂れているのがわかります。数分経てばほとんど排出されますが、オイル粘度がややあるのでいつまでも垂れています。適当なところ、納得できるところでドレンボルトを締めます。規定トルクは50N・mだったはずですが、エンジンオイル交換と同様、手加減です。(笑)

なお、ボルトはついていた位置に戻すことと、ドレンボルトには磁石が埋め込んであるので外したらウエスで綺麗に鉄粉を拭っておきます。この車、もう10万キロを超えており、ギア類のあたりはついていてそうギアの削れカスは出ないと思いますが、3万キロ近く走った鉄粉量は耳かきで3杯くらいでした。ほとんどは大人しく走り、想い出したように高負荷をかけるといった使い方でこんな感じなので、もし酷使されるなら一年に一度は交換したほうがいいと感じました。オイルの汚れもそれなりでした。エンジンオイルと違い、やたらに黒くはならないのですが、ややシャバシャバ感がありました。メーカー指定は4万キロ毎に交換とありますが、可能なら2万から3万キロで交換がギアを労わるということでベストと思います。

私の走りは一度に乗る距離が短い、いわゆるシビアコンディションです。排出したオイルも劣化の他、やや乳化気味のような見た目もありました。

トルクスというのは登録商標であり、ヘックスローブというのが一般的です。しかしトルクスというのは発音でも短いし言いやすいです。

ドレンボルトを締めたらオイルを入れます。方法はいくつかあり、私は灯油ポンプで行いました。4L缶だったのでそれに合わせて吸入口の長さをカッターで短くしました。この方法以外、ネットで見たりしたのは以下です。どれでも入ればいいので好みで。

  • シャンプーポンプの大き目ので入れるという方法。かなり暇がかかりそうなのと、手持ちがなかったので今回は採用せす。
  • 漏斗とホース。

オイル量はフィラー穴からあふれるまで入れます。規定値は穴下端から0~-5mmです。約0.8リットル使います。

自分の場合、フロントがやや低かったせいでそのままでは規定量入らないと思い、多めに入れてサッとフィラーボルトで閉じました。ドレンボルトよりフィラーボルトが200mm近くフロント側に寄っているのと、デフ形状から想像するに、内部がトンネルのようになっているのかなと思いました。

ここで失敗談を一つ。ネットにある内容では、温度センサがあり、ディープソケットが必要だとかあるが、AT車はそれがないのです。ただT55で外すだけです。ひょっとしてこれ以外のアプライドではあるのかなとも思いました。因みにこの車はGVF-Dです。なのでパッキンも違うのを購入しており、パッキンは再利用しました。残念。おそらくG*B系のことだったかと。そのタイトルがGVFとなっていました。やはりネット情報は全部が本当でないなあと改めて思いました。

フロント編

ドレンボルトはトルクスT70です。これは下から見るとすぐにわかります。しかしここからハマりました。フィラーボルトがどこにもない。下から横から上から眺めましたが、それらしきものがないのです。知らないとは怖いもの、実はフロントデフオイルはレベルゲージから入れるのです。なのでフィラーボルトはない。(笑)

いつも修理をお願いしているディラーの整備の方に電話しました。ところが作業中で後で折り返すとのこと。その間に冷静に考えました。ふとボンネット上からその辺りを見ると黄色いレベルゲージのつまみがありました。運転席側です。そういえば助手席側にもあったはず。これはAT用です。となると運転席側のがそうなのかと。一挙に視界が開けてきました。それを抜くと横に「DIFF」とあるではあーりませんか。

そういう時、折り返し電話があり、やはりこのレベルゲージからオイルを入れるという顛末。

最初の写真がそのフロントデフ用レベルゲージ。因みに助手席側の写真は次。赤矢印はAT用です。ここからデフオイルを入れないように。参考までにデフオイル用のゲージは全長300ミリと短いです。それと「DIFF」の文字があります。

ここでオイルを入れる場合、さっきの灯油ポンプは使えず、漏斗と透明ホースを組み合わせて入れました。オイルジョッキで1.3リットル入れます。規定量は1.4リットルですが、まずは少なめにしておきます。

入れてしばらくしてオイルゲージを確認するとLとHの1/3あたりでした。このまま追加せずに今回は終わりますが、今後確認して気持ち悪かったら0.1リットルくらい追加してもいいかなと思います。デフケースの外観からの想像ですが、LとHの差は0.3リットルくらいではと。

ドレンボルトを外した後と、その様子を載せておきます。パッキンは交換、803926090が純正品番です。

交換後、ウエスで拭いて再利用するもの、破棄するものを分けて整理しました。灯油ポンプは安いものですが再利用するつもりです。内部は何かで洗って乾燥させておくことにします。ホース類は破棄です。

交換しての感想

この車でのデフオイル交換は初めてでした。山あり谷ありでしたが、終わってみればいい勉強になりました。次回はもっと短時間で行えそうです。交換後の走行も特に変化は感じられず、やや満足です。

何の整備にせよ、準備と事前イメージ作業が大事だなと今回も痛感しました。それでも慌てた場面もあったのでこれは一生勉強だなと改めて感じました。

デフオイルというのは車検時などに交換してくれるものと割り切っていましたし、頻度も低いので気にはしていませんでした。それが今回交換したことで車に一歩寄り添えた気がします。整備というか触るのが好きなこともあるかもしれません。

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この記事を書いた人

カメラと写真、旅や車のドライブ、日々の工夫を発信します。北陸は石川県在住。気持ちは高校生で実態は軟弱なおじさん。

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