今年(2026年)の1月末からの十日間は雪どかしに明け暮れました。北陸地方はいつもより多いけど、京都北部や滋賀県、福井県南部でもかなり降って生活に支障が出たところも多くありました。
雪が多かったり寒かったりで撮るほうといえばちょっと疎かになっていますが、本来通常と違うこういうときの風景はまた別の意味で面白い表現を魅せてくれることも多くあるのは判っています。しかし出不精になります。そんな中、このレンズはなかなかスナップ撮影としては使いやすいなあと感じたのでそれを書きたいと思います。

APS-Cでの50mmは標準よりテレ側となり、中望遠域になります。ということは同じ範囲を切り取ろうとしたら離れてもいいことになります。これがある意味でスナップ撮影では使いやすいことです。
話は逸れますが、広角レンズでスナップ撮影しようとしたとき、広い風景をそのまま撮るときなどは別として、大概は手前に何かがあり、背景に何かがあるというパターンがあります。広角では周囲に何でも入ってくるのでそれを切り取るということが必要です。
そんな場面では足でポジションを決めるために動き回ることが必要です。あまりいい例ではありませんが次のような写真です。何れも撮る位置のために自分が動いています。


ところでどう動いても切り取れない、または前へ出ることもできないということがあります。そんな場面では広角より望遠が有利になります。誰もが経験することですが、例えば観光地へ行くと人。この場合は人を入れたくない=切り取りたいのですが、スマホのカメラ画角などではどうしようもないことがあります。こんなときは中望遠が活躍します。以下の例ではこれより前へ出ることができないか、近付きようがないというものです。



もう一つ中望遠の効果には圧縮作用が少しかかります。更に焦点距離が大きくなれば効果は強くなりますが、中望遠では少しです。このさり気ない?効果が利いてきます。例えば以下は雨晴海岸での電車の風景。線路、電車、海岸と遠くの風景などを比較して見ていただきたいのですが、こんな風景を標準か準広角で撮ると遠くの風景は小さく遠くなります。実際に目で見て感動したけれど、撮った結果を見ると小さくなっていて、ということがあります。しかしこの中望遠だと手前に背景を持ってくることができるので雰囲気を残すことが可能です。


以下も橋の上からとか、線路上には入れないという制約から撮っています。中望遠ならではです。


まだ試してはしませんが、町中をスナップ撮影するときはどうなるかです。イメージすると、案外切り取るという場面では活躍しそうですが、どうしても広く入れたいという場面では23mm(換算35mm)になるかもしれません。
このレンズは使ってまだ一ヵ月も経っていませんが、どの絞り値でもどの距離でもいい仕事をします。使うのが難しいと感じるレンズもたまにありますが、このレンズはお気に入りになりそうです。解像度も並み以上であり、今後に期待できます。それに軽いということがスナップ撮影で強い味方です。おすすめです。

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