2020年に発売されたこのカメラ、Nikonのフルサイズミラーレスカメラとしては一番価格が低いです。動画やAF性能も低いようですが、写真を撮るということについては何ら他の上位機種と遜色はないように感じます。
先日カメラとレンズが揃いました。レンズはNikkor Z 24-70 F4Sというものです。以下は比較です。わかりきったことながら羅列してみます。
- 以前のX-T4と比べて同じような大きさと重さ
- X-T4よりグリップが大きいので持ちやすい
- 背面液晶がチルト
- EVFファインダーがきれい
- シャッター音が程よい大きさ
- シャッターボタンの半押し~全押しの強弱がないので気を遣う
- ISOや露出補正はボタンを押しながらダイアル操作をする必要がある
FUJIFILMが独特だったせいもありますが、Z5は最近のカメラとしては特に変わっているわけではありません。

撮ってみた
基本設定を終えたのが夜で、室内で試写しました。ピクチャーコントロールはスタンダードでほぼフラット設定です。ISOは6400上限に設定、蛍光灯の下、家内のポートレートまでとはいいませんが、やや逆光気味の暗い状況です。ISO5000、F4、1/30あたりだったと記憶しています。残念ながら作例は載せません(笑)
ファインダーから見える画像はきれいです。しかし生成されるのとは同じではないはずです。と考え、撮ったのを見返すとまあまあ鑑賞できるレベルです。他にも照明器具、サボテンや観葉植物などをミックス光で撮り、JPEGで確認しました。
また、翌日の朝も玄関から見える風景を撮ってみました。
一つ言えることがあります。FUJIFILMのよりしっとり感があり、諧調がはっきりわかります。これは設定で変わりそうですが、X-T4でNikko Autoのレンズを試した時と同じ色調です。Z5とこのレンズも同じでした。それにピントが合った部分のリアルさはハッとします。X-T4とレッドバッジズームよりそれは上です。
以下はその翌日撮ったものです。曇天の朝でしたからどんな色調になるのかと思ったけど、それなりになりました。また、AFが使いこなせていませんのでピントが合ってないものもありますが(笑)
左から、雨により水滴が付いた蘇鉄の葉、蘇鉄の雄花、野球のフェンスに絡んだ蔓状植物です。



逆光気味だったのでプラス補正した花と栗です。割とすっきりした写りをしてくれます。



壁を埋め尽くす蔦、まるで海中の海藻のような涼しげな色です。ニコンブルーとでも名付けておきます。
クヌギの大木、その根本付近にいた蛙です。湿った樹液でくつろいでいました。ズームレンズで70mmですが、ここまで寄れます。


APS-Cとは劇的に変化はしないけど、ちょっとした表現の差を感じています。これがフルサイズの魅力かもしれませんが、今後いろいろ検証していこうと思います。
2026.8.3追記
この土日曜にあちこちで試し、ある程度慣れてきたので追記します。カメラを触るというのと、撮った結果からです。
フルサイズミラーレスのボディとしては小さいほうです。使っているズームレンズ、Z24-70F4Sとのバランスも割とよく、いつも首からストラップで下げながら使っていますが、普通に使えます。私の身長は170cm後半、体重は70kg前後なのでそう感じるのかもしれません。あまり力や体力がなく、身長が150cmであればやや大きく感じるかもしれません。
グリップも握りやすくていいです。もし望遠などのもっと重たい長いのを付けると力が入って、握ったときに爪が食い込むような気もします。まあ爪を短くしておけば済む話ですが。
作品として仕上げるときはRAWを使いますので、JPEGはスタンダードで画質設定自体はフラット気味にしてあります。なのでJPEG自体は派手ではなく、落ちついた雰囲気で閲覧できます。しかしホワイトバランスが一定でいいですね。X-T4ではかなりカメラ自体が補正しようとして行き過ぎた感がありましたが、Z5はその点安定しています。
フルサイズ=きれい、というイメージですが、手を抜いて適当に撮るとダメな絵がでます。反対に、決まればハッとするものが撮れます。臨場感というか、目に飛び込んでくるものがあります。
撮ったものは、滝、寺院、街並みなどですが、派手ではないけどしっかりしたものが撮れました。ショット数は五日間で300カットです。連写はしません。因みにX-T4は16ヵ月間で6,000ショットでした。撮るのが週一程度なのでそんなものでしょうか。
ふと思ったのですが、レンズ自体は大きければ写りが良いように思えます。必ずしもそうではないかもしれないし、私の無知、妄想、勘違いかもしれません。光学的設計に無理がなく、寸法という制約なしに設計されたのが比較的大きめの大三元ズームや単焦点でもやたらに大きいレンズのように感じます。例えば同じような焦点距離として、パンケーキまたは小さめの手ごろな製品があり、それより体積重さが倍以上の製品もあるのが現状です。違いは何なのか。やはり写りに妥協しないという結果と考えます。

コメント